2019年10月6日に亡くなられた元プロ野球選手の金田正一さん。
彼はプロ野球界に不滅の大記録を多く残しています。
シーズン20勝以上を14年連続14度
24歳での200勝達成
64.1イニング連続無失点
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ほかにも数多くの記録を残していますが、その中でも不滅の記録と言われているのが通算勝利数です!
その数なんと400勝!
日本プロ野球では
2位の米田投手が350勝
3位の小山投手が320勝
と、それでもすごい記録ですが、金田投手の記録は突出しています。
金田投手が活躍していた時代は、先発のローテーションという考えがなかったため、同じ投手が連日投げたりといったことが日常茶飯事でした。
そのため何人かの投手に勝ち数が偏っていたのです。
とはいえ、連投していたのに怪我せずに現役を長く続けていることはすごいことです。
そんな金田投手の勝ち数の積み上げ方がものすごいのでこちらの図をご覧ください。
現役で最多勝利は2019年シーズン終了時点で田中将大投手です。
その田中将大投手のスピードを優に超える過去のつわものたち。
稲尾和久投手はシーズン42勝をあげる活躍をしていましたが、ケガで現役時代の後半は勝ちを数を稼ぐことができませんでした。
金田投手はコンスタントに20勝以上をあげることでシーズン400勝という大記録を達成したんです。
今後、田中将大投手は200勝は達成できるでしょう。40歳を超えても活躍できるなら300勝も目指せるくらいです。
ただ、通算400勝を達成する選手は今後現れないでしょうね。
この400勝、NPBでは金田投手だけですが、メジャーリーグに目を向けてみると、
なんと1位がサイ・ヤング投手の511勝、2位がウォルター・ジョンソン投手の417勝と、金田投手の記録を超えています。
ただ、これらの記録は戦前(さらに言うと1890年代からの記録)の記録です。
戦後の記録を見てみると、
ウォーレン・スパーン投手の363勝が1位。
グレッグ・マダックス投手の355勝が2位。
ロジャー・クレメンス投手の354勝が3位。
特にマダックス投手のクレメンス投手は2000年代にも活躍した投手ですね。
戦後にも活躍した選手に絞ってみると金田投手は世界一ですね。
そして今後400勝投手はもしかしたらメジャーリーグでは誕生するのかもしれないですね。