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プールの後は眠い!
皆さんプールで遊んだ後ってとっても眠くないですか?
もちろん海水浴も。
小学生、中学生の時にプールの後の授業がものすごく眠かったり、
大人になってもプールに行った後の運転中や帰宅後もすごく眠かったりしませんか?
そして夜はとてもぐっすり眠れませんか?
これにはちゃんと理由があるんです!
1. 疲れているから
なんだよそれ!
って話になるでしょうね。
でもプール(というより水の中)はとても体力を消耗します。
水の中では、全方向から水の抵抗が働きます。
どういうことかというと、水の中では、陸上と同じレベルで歩いたり走ったりできないですよね?
水の抵抗を感じるはずです。
これはものすごく体に負荷がかかっており、疲れをためることになるのです。
2. 体温が上下するから
水の中にいるのでもちろん体温が奪われます。
陸上にいるときの25倍以上のスピードで体温が奪われると言われています。
プールから上がった後は下がった体温を戻そうとします。
このときに体温を上げるために相当なエネルギーを使います。
このエネルギー消費も眠くなる原因の一つですが、
人間は表面の体温が上がると眠くなる生き物です。(こたつに入っていると眠くなるのはこれが原因)
逆に内蔵の体温が低くなると眠くなります。
詳しくはこちらを。
赤ちゃんが眠そうなときは手足がいつもより温かかったりしませんか?
これも同じ現象。
つまり、一度プールで体温が表面、内蔵ともに下がります。その後表面体温が急激に上昇します。(内蔵体温はなかなか上がらない)
結果、表面体温は高く、内蔵体温は低いので眠気が襲ってきます。
結論
水中で活動することは非常に疲れます。
また、体温を奪われます。
以上の理由によって、プールの後は非常に眠くなってしまいます。
じゃあ運転中など寝てはいけないときはどうすればいいのか?
もしも車中に他の人がいるなら会話をしましょう。
会話すると眠気は多少なくなります。
ただ、プール帰りの車中にいる人はみんな疲れてるのですでに眠ってるかも。。。
どうしようもないときは、車を停めて一旦外に出てストレッチすることをおすすめします。
居眠り運転で事故を起こしては大変ですから。
余談
お風呂に入っているとウトウトするときってありませんか?
これはプールの眠気とは全く違い、むしろ眠気ではありません。
この現象は気を失っているのです。
お風呂に入ると体温が上がります。体温が上がると、体中の血管が拡張し、血圧が低下します。
すると脳へ流れる酸素が減り、失神状態になってしまいます。
家の風呂なら風呂温度が下がると自然と意識を取り戻しますが、温泉だったり、家の風呂でも自動追い焚きをすると、失神状態が続いてしまい、大変危険です。(そもそも失神する時点で危険)
あ、ウトウトして気持ちいいな、、、
と思ったら面倒くさくても一回浴槽から出ましょう。
本当に危険です!