2019年に入り、
熊本県と北海道で震度6弱以上の地震が発生しました。
近年地震が多いように感じますが、実際どうなのか調べてみました。
まずは下図を御覧ください。
関東大震災(1923年)以降に最大震度6弱以上の地震を地図上に並べました。
ここで震度を利用した理由は、
マグニチュードだと、地震が発生した深さによって被害状況が大きく変わり、皆さんにとってもあまり実感がわかないと考えたためです。
赤:震度7
緑:震度6強
青:震度6弱
黄:震度6 (阪神淡路大震災以前の基準)
となります。
全国的に地震が発生していますね。。。
ではこれらの地震を
関東大震災~阪神淡路大震災 (1923年~1995年の73年間)
阪神淡路大震災~東日本大震災 (1995年~2011年の16年間)
東日本大震災~
の3期間に分けてみます。
黄 :関東大震災~阪神淡路大震災
灰 :阪神淡路大震災~東日本大震災
黒 :東日本大震災~
全期間でまんべんなく地震が発生しているように見えますね。
しかし、これは数字のマジック。
それぞれの期間長さが違うので、一概に比較ができません。
そこで、無理矢理ではありますが、年間平均発生ベースで計算してみます。
関東大震災~阪神淡路大震災 | 0.23回/年 |
阪神淡路大震災~東日本大震災 | 1.56回/年 |
東日本大震災~ | 2.25回/年 |
増えてますね。。。
2011年以降は年2回ペース。。。
今後どうなるのかはわかりませんが、普通に考えたら増えていきそうですよね。
震度7の地震が大都市圏や海域で発生してからの大津波になると、甚大な被害が発生します。
死傷者はもちろん、建物の倒壊もものすごい数になるはずです。
地震が発生しない地域に引っ越すのが一番かもしれませんが、日本国内でそんな場所はあまりなさそう。
※沖縄県は自身が発生してないように見えますが、震度5レベルの地震は何度か発生しています。
じゃあ海外に移住!というわけにもいかないので、
大事なのは、地震に備えて準備をしておくべきですね。
断水しても何日分かの水をストックしておく。
非常食を何日分かストックしておく。
懐中電灯を用意しておく。
などなど、防災に意識を持っておかないといけない時代になっています。
みなさんも「私は大丈夫」
ではなく、しっかり準備をしておきましょう。