年金だけでは2000万円不足すると言われ、不動産投資を考えている人もいるのではないでしょうか?
不動産投資の大事な要素として、立地があります。
たとえ、満室時の利回りが高くても、超ド田舎に物件を持っては、そもそも入居してくれません。
加えて日本は少子高齢化が進み、地方の過疎化も進んでいます。
そうなると、なおさら立地は注意するべきと言えます。
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立地的に買っていいのは?
私個人が思うに買っていいのは県庁所在地、もしくは政令指定都市です。
もちろん、それ以外の土地でも成功できる人はいます。
しかし、不動産投資初心者が人が少ない土地に手を出すのはリスクが高いです。
県庁所在地や政令指定都市は人口減少が進むとはいえ、減少幅は緩やかです。
また、仕事や進学で単身一人暮らしの人がいるので、一定のニーズがあります。
地方でも企業の工場や大学があれば大丈夫では?
地方でも向上や大学があれば大丈夫では?
と思う方もいるでしょう。
確かに短期的に見れば大丈夫でしょうが、不動産投資は長いスパンで考えなければなりません。
そうなったときに、数十年後も工場や大学は残っているのでしょうか?
工場は海外(特にアジア圏)に拠点を移している企業も多いです。今後日本から移転しない、または逆に日本に戻ってくる可能性もありますが、不動産投資をする上でそれらを考慮するのはあまりにもリスクが高すぎます。
大学も、少子化が進んでおり、地方では学生が集まらないから都心へキャンパスを移す,または閉校する大学も増えています。
今後の大学事情がどうなるか定かではないですが、大学があるから栄えている土地を攻めると、もしもキャンパス移転などがあると大打撃です。
特にオススメは?
オススメでいうと政令指定都市と、ご自身が住まわれている地域の近くの県庁所在地と考えます。
特に政令指定都市は人の減りが遅い(むしろ増えているところもある)ですし、企業も多いです。
そのため、一定の居住ニーズがあります。
今後外国人労働者が増えることを考えると、なおさらです。
外国人がわざわざ田舎の方で仕事しないですよね。
また、住んでいるところの近くというのは、土地勘があったり、何かあったときにすぐに駆けつけることができるから。
土地勘があると、どういうニーズが有るのかなど把握しやすいです。これは不動産投資には非常に有利になるはずです。
もう一つ大事なこと
また、概ね物件購入する地域を決めたら、今度は最寄り駅からの距離も考える必要があります。
最寄り駅から徒歩10分圏内、駅までの道は明るい、急勾配がない、を重要視するべきです。
特に、最寄り駅から10分圏内でなければ、借り手が部屋を見つけるときに、条件検索で絞り込んでしまい、候補にすら入りません。
最寄りにバス停がある!という場合も、借り手はバスに乗るという発想がなければ条件外になってしまいます。
もしも駅から離れる場合は、駐車場を確保できる状態にしなければ入居付は難しいです。
立地の見極めは不動産投資の肝
どこに物件を持つかは不動産投資の肝です。
長い期間入居付に困らない立地を見つけてください。
数千万円以上の買い物になってしまいます。
焦らずじっくり見つけましょう。