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就活前のOB訪問を受けて感じたこと

更新日:

大学生にとって、今後の人生を左右しかねないイベントとして、就職活動がありますね。

社会人である私は、就活生からOB訪問の依頼を受け、面談を何度かやっています。(私に会社としての採用権はないので、落としたり通したりと言ったことはしません)

学生と話をしていてよくかんじることがあるので、今回はその内容をまとめました。

Contents

学生時代に頑張ったこと

ほぼ確実に面接で聞かれるのが「学生時代に頑張ったこと」

多くの学生がこの内容について悩み、考え、回答を準備します。

そして添削を依頼されます。

多くの学生に共通するのが、

『就活のために頑張った内容になってないか?』

ということ。

学生時代に頑張ったことを聞いているのに、就活のネタにするために何かを頑張ったという学生が多いと感じます。

それはそれでいいと思いますが、面接官の心に響く内容でしょうか?

就活のために学生時代に頑張ったことって結局能動的な内容になりますよね?

面接官が聞きたいことは?

面接官が聞きたいことは、学生時代に頑張ったこと。特に、自分がやりたくてやったことではないかと思います。いわゆる自ら主体的にやったこと。

良く、バイトの内容はダメだ、とか部活やサークルはダメ、学業関係はだめと言われますが、そんなことはないと思います。

実際私は上記の内容を面接で話し、通過しました。

質問の本質

面接官が知りたいことは、何を頑張ったか自体ではないのでは?

では何が知りたいのか?

1.なぜそれをやろうと思ったのか?

2.なぜがんばれたのか?

3.何が大変だったか?

4.どう大変なことを乗り越えたのか?

5.その経験が今後どう生きていくのか

だと思います。

ただの自慢話を聞きたいわけではありません。

もっというと、頑張って失敗した話でもいいと思っています。

人生失敗して当たり前。大事なことは、失敗から何かを学ぶこと,乗り越えようと努力することです。

失敗談・学んだこと・乗り越えようとしたことをしっかり話せるようにしましょう。

すると、面接官からは自然と高い評価を受けることが出来ると思います。

例-----------

私は、学生時代に塾講師をしていました。

塾講師は当然のことながら、生徒の成績を上げる必要があります。

しかし、塾講師を始めた当初、生徒の成績を上げることが出来ず、何名か退塾もしてしましました。

なぜ成績を上げることができなかったのか、私は考えました。

そしてわかったのは、生徒とのコミュニケーションが希薄だったのではと感じました。

コミュニケーションが活発でないと、生徒がわからないことを聞いてくれません。

聞かないで終わってしまうと、結局成績は伸びません。

そこで私は、授業で教科の話をするだけではなく、簡単な雑談等も混ぜつつ、コミュニケーションを活発に取るようにしました。

すると、休憩時間などにも生徒から質問を受けるようになり、生徒はより理解を深めてくれるようになりました。

結果、成績が上がらず、退塾生も多かった私のクラスは、半年後には成績が上がるクラスと評判になり、生徒の紹介で、どんどん人数が増えていき、生徒からも信頼される講師になることが出来ました。

-------------

上記のように、失敗したこと、どのように改善しようとしたか、それはなぜか。結果どうだったか。

を話すことができれば、高い評価を受けると思います。

会社の志望理由

もう1つ気になるのは、会社の志望動機です。

多くの学生の話を聞いていて思うのは

1.じゃあこの企業でもいいじゃん

2.それ、企業のHP見て考えただけでしょ

というような動機が多いです。

上辺っつらの動機なんてすぐに見破られます。

ではどうすればいいのか?

会社について調べる

当たり前ですが、会社について知らないのに志望動機なんて書けません。

会社のHPやパンフレットから必要な情報を集めた上で、考える必要があります。

他の学生と差別化するためには。。。

3つ紹介します。

ひとつめに、会社の投資家向け情報を見ること。普通の学生は会社のHPを見て終わります。

しかし、投資家向け情報には、これまでの業績・今後の見通しを事業ごとに細かく書かれていることが多いです。

この内容を熟読し、理解することで、周りと会社の知識が大きく変わってきます。

ふたつめに、ニュース。受けたい企業名でググってみましょう。そして出てくるニュースを片っ端から読み、会社がどういう活動を行っているのかを把握していきます。

最後にOB訪問。実際、現役社員の声を聴くのは非常に重要です。ミスマッチ改称にもつながりますが、なによりも企業を理解することに適しています。

重要なことは

重要なことは、「だから自分はどう考えるか?」

HPに書いてあることや、OBの話をただ話すだけでは、人並みの就活生です。

重要なことは、

「こういう内容について知った。だから自分はこう考えている。」

就活は一部情報戦ですが、手に入れた情報から自分の考えを持って相手に伝えることが非常に重要です。

しかし、これができていない就活生は非常に多い用に感じます。

最後に

就活は大変と思うかもしれません。しかし、自分がどうしたいか、どうなりたいかをしっかり考えた上で行動することで、有意に進めることが出来ます。

自分と向き合って今後どうなりたいかをしっかり考えましょう。

そして学生時代に頑張ったこと、会社の志望理由も、自分にしか書けない内容を考えた上でアピールしましょう!

 

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